エアコンセンターACの業務用エアコンコラム
業務用エアコンの入れ替え検討から設置まで
業務用エアコンを入れ替え検討中の皆様に向けて、検討から設置までの流れをご紹介いたします。関連コラムも紹介しておりますので、お悩みの際はぜひご覧ください。それでは、機器の検討から工事日当日までの流れを簡単に見てみましょう。
1.機器の検討
エアコンの形を検討する
まず初めに、どのような形の機器を設置するか検討しましょう。業務用エアコンには、大きく分けて5種類のエアコンがあります。
設置予定の部屋と機器の特徴を見比べて、エアコンの種類を決めましょう。入れ替え工事の場合は今まで設置してあったエアコンと同じ種類の機器を設置することが多いですが、一度、他に希望に合う種類がないか確認しましょう。
天井埋込カセット形
天井と一体化するパネルを設置。目立たずキレイに設置できる。
天井吊形
埋込不要かつ省スペース。据え付け工事も比較的簡単で稼働音も静か。
壁掛形
ルームエアコンに似ており小さめだが、風量は業務用の強さを叶えられる。
床置形
設置が手軽でお手入れも簡単。床置なので高天井空間でも足元から空調設計可。
天井埋込形
本体が建物内に隠れるため、存在を感じさせない。インテリア重視の方へ。
エアコンのメーカーを検討する
次に、エアコン本体の製造メーカーを検討しましょう。空調を整える機能そのものに大きな違いはありませんが、アフターサービスやオプションが異なる場合があります。当社HP「業務用エアコンのメーカー比較はこちらから」で詳しくご紹介しておりますので、ぜひご確認ください。
また、建物の構造や設置場所の広さによっては設置できないメーカーもあるので注意が必要です。もし特に大きな希望がなければ、お値段で選ぶのも一つの手です。同じ性能、同じ形のエアコンでも、メーカーによって金額が大きく異なります。
2.工事の検討
工事業者を比較
本体機器とメーカーの目安が決まったら、本体を設置する工事業者を見つけましょう。ご近所の電気屋さん、ネットで申し込み出来る空調業者など、様々な購入経路から選ぶことが出来ます。
本体機器と工事発注は別々の業者に依頼することも可能ですが、空調設計やアフターサービスのことを考えると、まとめて1つの業者に依頼することをおススメします。工事業者に目星がついたら、現地の調査を依頼して見積を作成してもらいましょう。
予算と見積書を比較
工事業者が現地調査を行ったあとに、正式な見積書が届きます。工事の内容や金額を見て、ご予算と比較し検討しましょう。入れ替え工事の場合は、すでに設置してあるエアコンの撤去費用も含まれているか確認が必要です。
そのほかに不明点や疑問点があれば、発注前の見積時点で確認しておくと無用なトラブルを防ぐことが出来ます。もし予算より見積金額がリーズナブルだったという場合は、機器の長期保証を追加することを検討してもよいかもしれません。
3.発注
価格・内容・信頼度から最終決定
機器と工事の詳細が決まったら、いよいよ入れ替え工事の発注です。複数業者で見積を取った場合は、工事内容に不足がなく、金額に納得のできる業者を選びましょう。また、信頼できる業者かどうかをホームページやパンフレット等で確認することも重要です。高額設備である業務用エアコンの発注においては、価格以外の要素も考慮することが安心に繋がります。
取り扱いメーカー | 国内一流メーカー(ダイキン・三菱電機・日立・東芝・三菱重工・パナソニック)全メーカーから選択できる。 |
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見積書の内容 | 見積書上の詳細、金額の明細をご確認ください。依頼内容と相違がないか、含まれる内容等。 |
契約方法 | 建設業法に従った契約(注文)方法であるかをご確認ください。 |
許認可の有無 | 建設業許可の有無をご確認ください。例:「管工事業・知事または大臣許可(般・特)第12345号」。 |
企業体質 | 請負会社の経営基盤や安定性をご確認ください。長期間使用する設備のため会社の安定性が重要。 |
有資格者の有無 | 電気工事士、管工事施工管理技士、電気工事施工管理技士などの資格者の有無をご確認ください。 |
施工実績 | 請負会社の施工実績をご確認ください。豊富な施工実績は様々な工法技術と熟練スキルが求められます。 |
工事品質 | 請負会社の施工品質基準をご確認ください。転倒防止策や室外機基礎等、使用する材料が適正・規定通りか。 |
ISOの有無 | 国際基準化機構認証の有無をご確認ください。例:「品質管理(ISO9001)と環境配慮(ISO14001)」 |
法令順守 | フロンガス、石綿、建設業、下請法などエアコン工事に関する法令順守状況をご確認ください。 |
アフターサービス | 設置後のサービス体制をご確認ください。 |
4.設置工事
日取りを決定
工事業者が決まったら、工事日の日程を決めます。まず、入れ替え工事に何日間かかるのかを確認しましょう。業務用エアコン1台の入れ替えの場合でも、丸1日予定を取ることが多いです。朝9時に工事を開始した場合、その日の夜までエアコンが使用できないと想定しましょう。そのため、可能であれば定休日や気候が落ち着いている日に工事を行うことが推奨されます。
いざ当日を迎える
発注し、日取りも決まれば、あとは当日を迎えるのみです。近隣への騒音などが気になる場合は、事前にご挨拶をすればさらにご安心頂けるかと思います。当日は、問題なく工事が完了したことを確認するために、必ず立ち合いをしましょう。試運転をしてエアコンが使えることが確認できれば、晴れて工事完了となります。
5.まとめ
以上、入れ替え工事の検討から工事当日までの簡単な流れを紹介しました。
エアコンセンターACでは入れ替え工事はもちろんのこと、工事後のアフターサービスや万が一の修理も受け付けております。
業務用エアコンについてお悩みの方はお気軽にエアコンセンターACへ お問合せください。
カテゴリー:エアコン商品紹介
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