エアコンセンターACの業務用エアコンコラム
業務用エアコン 中古で購入する前に確認すべき5つの特徴・注意点をご紹介!
業務用エアコンは非常に高価な買い物です。そのため、費用を抑える為に、中古品の業務用エアコンをご検討なさるお客様もいらっしゃいます。今回は、メリットもデメリットも含めた、中古業務用エアコンの5つの特徴をご紹介いたします。
ぜひ購入前にチェックしてください!
1.本体購入費用について
中古品は新品に比べると、本体の購入費用を抑えることができます。様々なサイトを調べると、新品の7割程度の金額で購入できる状態の良い商品もあるようです(2022/10/11現在)。
購入の際には、配送料に注意が必要です。新品は基本的に送料込みの金額になっていますが、中古品は送料が数万円かかるケースがあります。新品は在庫が複数あるため近隣の倉庫から送られますが、中古品は現品が1品しかないため保管場所から配送先までの距離が遠い可能性があるためです。室外機本体が100キロを超えることもあるため、受け取り方法なども注意しましょう。
2.工事費用について
設置工事の費用は、中古品でも新品と同様の金額がかかります。本体の購入費用と違って、工事の価格は抑えることができないと考えてください。さらに、状態の悪い中古品は追加で修理費用がかかる場合があります。取り外す際、きちんと空調業者が撤去作業を行ったか、保管場所に問題はなかったかなど、下記のチェックリストで確認しましょう。
▼チェックリスト
もし購入先に確認し、チェックが入らなかった項目があれば、再検討することをおすすめします。
ガスが足りずに追加して+1万円、リモコンが壊れており修理に+1万円、配管の状態が悪く交換して+1万円といった風に、修理費用や追加費用が掛かる可能性が高いです。
また、本体のみを購入した場合は、設置工事を行う業者は別で探す必要があります。
中古品の設置も対応してくれる工事店を探すか、もしくは、取付工事も可能な販売店で本体を購入するとスムーズです。
3.使用状態について
どのような場所で使用されていたか確認しましょう。ショールームで展示されていただけのエアコンと、飲食店で24時間使用されていたエアコンとでは、同じ中古品でも状態が異なります。
エアコンはカビやホコリが溜まりやすいので、購入前に現物写真で汚れや破損がないかチェックが必要です。販売店によっては中古品をクリーニングしている店舗もあるので、そうしたサービスを利用すると安心です。
続いて使用年数も重要なチェック項目です。業務用エアコンの耐用年数はおよそ10年と
言われています。そのため、10年以上前に製造された業務用エアコンを購入する場合は、
数か月・数年で修理や交換が必要になる可能性があることを認識しておきましょう。導入
費用が安くても、数年で撤去ということになりかねませんので、製造年数と価格を見比べ
てご検討ください。
4.機能面について
現在は様々な機能がついているエアコンが販売されています。例えば、省エネ機能が高い機器や、人感センサーなどがついている機種、AIによる空調管理や0.5℃刻みの温度調整をはじめとした多機能なリモコンなどです。
希望の機能がついている中古機器がピッタリと見つからない場合は、ぜひ新品をご検討頂ければと思います。十年近く使う機器ですから、省エネ効率が高ければランニングコストも抑えることが出来ます。
5.保証について
中古品を購入した場合は、メーカーによる新品購入時の標準保証(1年間分の無料保証)は付加されません。一度設置したエアコンを取り外して再設置した後、メーカーに修理を依頼する場合は有料で保証やサービスを受けることになります。詳細は購入予定のエアコンの製造メーカーにご確認ください。
そのため、中古エアコンに独自の無料の保証期間を付帯するエアコン販売店もあります。万が一の出費を考えると、修理対応や保証対応をしてくれる業者を選ぶと安心です。また、もしもの時に返品対応や返金対応が可能かどうかについても確認すると、さらに安心できるかと思います。
6.まとめ
以上が業務用エアコンを中古で買う際の特徴と注意点です。
安心できる店舗で、状態の良い商品を安く購入するためにも、ぜひ上記の5項目はチェックしてみてください。
今回は、中古エアコンの購入についてのコラムでした。
エアコンセンターACでは新品の取り扱いのみとなっておりますが、最新機種の中からご希望に添えるような商品、そしてリースを含む多様なお支払い方法をご提案しております。
業務用エアコンを新品で買うか、中古で買うかお悩みの方は、お気軽にエアコンセンターACへ ご相談ください。
カテゴリー:エアコン商品紹介
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