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エアコンセンターACの業務用エアコンコラム

業務用エアコン 床置形のご紹介

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エアコン商品紹介

業務用エアコン 床置形のご紹介

業務用エアコンにはさまざまな形状があります。その中でも床置形エアコンについてご紹介します。

1.床置形の特徴(床置形のメリット・デメリット)

その名の通り、床に据付するタイプのため通称「床置形」といわれています。サイズ感としては、6馬力以下で高さ1800mm前後、幅600mm程度、厚み300mm程度の背の高いエアコンです(寸法はメーカーや能力によりさまざまです)。

本体の下半分が吸込みグリルになっており室内の空気を吸い込みます。冷やされた(暖まった)空気は、本体上部から冷風(暖風)として送風される仕組みです。

床置形はさまざまな場所で需要がある形状です。病院、学校、事務所、工場、倉庫、飲食店、物販店等で見られます。

床置形のメリット

床置形のメリットは、据付が簡単であること。室内の短手方向の壁側に設置し、1方向で全体を空調します。フィルターの取り出し口が腰の位置にあるため、フィルターのメンテナンスがしやすいこともメリットの一つです。さらに、壁を挟んで室内機・室外機を表裏のように設置することで、配管長が短く、工事費用を抑えることも可能です。

床置形のデメリット

一方でデメリットとしては、床面積を占有されること。最近では薄型の床置形が主流のため、さほど場所をとりませんが、エアコンの前面は開放しなくてはならないのと、本体上部・左右についてはサービススペースとして一定距離を保つ必要がありますので、周囲に物を置くことができないなどの条件があります。そのほか床置形は壁と固定させるため、棚などの什器と違って移動ができません。よって室内のレイアウトが固定されやすいという点もあります。

大型店舗やオフィスに最適な室内機P224・P280形

床置形P224形(8馬力相当)、P280形(10馬力相当)は、広い空間にもゆとりのある能力で対応します。8馬力以上になりますと、本体サイズが大きくなり10馬力で幅が1メートルを超える存在感になります。

風量が強力になるため、吹出風向分布を確認し、什器や席などエアコンの強風による影響が少ない配置設計を検討する必要があります。

なお、床置形エアコンには冷媒センサーが搭載されています(JRA4068適合品)。冷媒センサーは5年毎の交換が必要です。ご使用から5年後にエラーメッセージで交換時期をお知らせしますので、交換手配をしましょう。

床置形P224形(8馬力相当) 床置形P280形(10馬力相当)

2.床置形の種類(プレナム形・ダクト形)

送風口が異なる床置形の特徴

一般的なオフィス用・店舗用床置形エアコンは本体の上部から直接送風する直吹形(プレナム形)と、本体からダクトで分岐し送風するダクト形があります。

ダクト形は一般的に工場などの大容量を必要とする空間へ、ダクトを介して個別に送風する場合などに採用されています。一部のメーカーでは汎用機のラインナップでP224形(8馬力相当)、P280形(10馬力相当)をダクト形として設計することも可能です(パナソニックXEPHY Ecoシリーズ)。

ダクト形はダクト接続・天井開口工事などが必要となりますが、お好みの場所に吹出口を設置することができるため、室内の目的に応じて自由設計が可能です。

床置形P224形(8馬力相当) 床置形P280形(10馬力相当) パナソニックXEPHY Ecoシリーズ
目的に応じた床置形のラインアップ

床置形エアコンには、オフィス用、店舗用エアコンとして販売されている汎用機と、工場などの大容量の能力が求められる場所に設置する設備用エアコンがあります。

設備用エアコンは耐久性・耐熱性に優れ、生産ラインの対人空調、油煙発生が多い現場、粉塵発生が多い場所、温度と湿度を安定させたい現場、電算室(サーバールーム)、高い清浄度クラスを必要とする現場などに採用されます。

能力のラインナップは小能力で5馬力から、大きいもので100馬力の設備用エアコンも存在します。前項目で述べたように、ダクト形とプレナム形があり、生産ラインのみの空調が必要な場所へ送風するゾーン空調(ダクト形)、複数台を据え付け、全体を一定温度に保つ目的の全体空調(プレナム形)があります。

油煙発生が多い現場 粉塵発生が多い場所
特殊機能が付加されている設備用

設備用エアコンには、室内・室外ユニットが一体形になった空冷式一体形パッケージエアコンや、換気を必要とする空間に外気処理モードで外気を取入れる機能、そのほか節電に配慮したデマンド機能、内部洗浄可能仕様、フィルターメンテナンスの省力化に対応するためのロングライフフィルター標準装備、コントローラーを設置して集中管理システムを構築することも可能です。

さまざまな目的と用途に合わせた空調設計が実現できるメリットがあります。一方で、本体が高額であるため、ある程度の予算設計を綿密に行い、ロスのないイニシャルコストで導入していくことをお勧めします。

3.床置可動型スポットエアコン

局所空調を目的とした床置形

床置形のラインナップの一種に、スポットエアコンがあります。これは床置形ですがキャスター付きで可動形。本体上部のダクトから冷風が出ます。局所空調を目的としたエアコンであるため、室内の温度を一定に下げるというより、冷やしたい人・物に直接当てて快適性を得るためのエアコンです。冷房のみとなり、暖房機能はありません。

床置形は能力をはじめ、機能、性能、構造など幅広いラインナップがあり、小空間から大型空間までさまざまな目的で採用されている形状です。業務用エアコンはプロによる空間設計が基本となり、そのうえで適切な能力と形状が決定します。

「工事費が安そう」「メンテナンスが簡単」「吹出距離が近い方が冷えるから」などの理由で床置形を検討される方もいらっしゃいますが、エアコンの本来の目的である、優しい風で室内を一定の温度に保つための全体空調や、人や物に直接当てて快適性を得るための局所空調、棚などで風向分布が遮断されるなどの障害がないかなど、床置形を設置するうえで検討すべき要素をクリアにし、機種を決定していきましょう。

今回ご案内した床置形に関するお悩み、交換費用などのご質問についてはお気軽にお問合せください。

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