エアコンセンターACの業務用エアコンコラム
業務用エアコンの買い替え時期、タイミングは?
暑い夏が到来すると、ご家庭はもちろん、オフィスや店舗でもエアコンが必須となります。スイッチを入れてみたら動かない、冷えないなど不具合が出たというお問合せを毎年多数いただいております。業務用エアコンって一体どのぐらいもつの? 故障するとどうなるの? 寿命はどれくらい? などよくあるお問合せをまとめてみました。ぜひご一読ください。
1.故障すると緊急対応が必要な業務用エアコン
業務用エアコンが突然故障してしまうと、どのような影響があると思いますか。問題なく使えているときは気にしないものですが、実は急に故障したら非常に困る設備の一つがエアコンです。
地球温暖化が進み、夏季の最高気温日数が年々上がっている昨今、エアコンの故障は人体にも影響を及ぼす緊急事態になります。
2.業務用エアコンが急に故障したらどういう状況になるか
オフィス、店舗、工場、サーバー室などさまざまなビジネスシーンで必要不可欠な「業務用エアコン」は存在価値が高く、インフラとして無くてはならない設備です。
外気温が30度を超えてくると、問い合わせが急増し、夏季は交換需要で大賑わいです。ほとんどのお客様は「故障したから、すぐ替えてほしい」というお問い合わせです。「工事はいつできますか?」「明日にでも交換してほしい」など切迫した状況。
「営業に支障が出て営業できない」「お客様を店内に入れられない」「来店してもすぐに帰ってしまう」「営業損害が出ていて死活問題だ」など大変お困りのご様子です。
3.業務用エアコンの故障の原因は
エアコンの故障の原因は、さまざまです。代表的な原因は、経年劣化で部品が摩耗した、基盤が故障した、コンプレッサーが異常停止した、ガス漏れ、異音や異臭がする、電気系統の異常、能力不足で効きが悪い、設置後の室内環境の変化に伴う設備のミスマッチ、機器寿命の到来、といった内容です。
そんなとき、故障時にリモコンに表示される「エラーコード」により故障個所を特定することが可能です。「エラーコード」は壁に固定されているワイヤードリモコンに表示されます。
主にアルファベットと数字で構成されたエラーコードを調査し故障の原因をいち早く特定、速やかな対処をすることで、修理や交換工事を一日でも早く実現することができます。
4.修理がいいのかそれとも交換がいいのか
修理で解決することもありますが、古いエアコンは部品調達が難航したり高額な修理費用が掛かったり、一度修理しても他の理由で故障が再発するケースもあります。
そして電気代の節約を考えるのであれば、費用を掛けて使い続けるより最新型のエアコンに更新したほうが、長い目で見るとランニングコストを抑えられ得をするケースも大いにあり得ます。
5.業務用エアコンの耐久年数は何年?
耐久年数とは、一般的に機器が問題無く使用できると考えられている期間のことを指し、「機器の寿命」とも言い換えることができます。一般的な業務用エアコンの耐久年数は10年〜15年と言われています。
しかし、耐久年数は使用時間や使用環境、メンテナンスの頻度などで大きく変動します。突然寿命を迎えて慌てることがないよう、更新時期は計画的に検討する必要があります。
6.業務用エアコンの耐用年数は何年?
耐用年数とは、設備などの固定資産の使用できる期間として、法的に定められた年数のことです。耐久年数と耐用年数は意味合いが異なる言葉ですので、注意してください。
空調機器の法定耐用年数(減価償却資産の耐用年数)は以下の通りです。
- 電気機器:冷房又は暖房用機器 6年
- 冷房、暖房設備:冷凍機出力22kW以下のもの 13年
- その他のもの 15年
出典:日本冷凍空調工業会
7.耐用年数が短くなるケースは?
以下のケースに当てはまる場合、機器の寿命である耐久年数が短くなることがあります。
- 頻繁な発停がある場合
- 工場空調やコンビニエンスストアなどでの24時間運転や氷蓄熱運転など運転時間が長い場合
- 温度、湿度の高い、あるいはその変化の著しい環境で使用する場合
- 電源電圧波形の著しい歪、相間電圧の著しい不平衡、および周期的なサージ重畳のある場合
また、以下に示す環境に機器を設置する場合、一般的な機器ですと著しく耐久年数が低下する恐れがあります。設置時には、設置場所に合った特殊な機器を選定する必要がございますので、ご相談ください。
- 塵埃、塩分(塩害地域など)が発生する場合
- 有毒ガス(温泉地帯の硫化ガスなど)が発生する場合
- オイルミスト(工場や飲食店など)が発生する場合
8.定期メンテナンスで故障を防げる?
定期的なメンテナンスは、突然起こる故障を最小限にすることができます。エアコンは機械の構成上、冷凍サイクル部品、送風機や電気部品など様々な部品により構成されており、徐々に劣化していきます。
こちらでご紹介した通り、現在、業務用エアコンは定期的に点検することが義務付けられています。定期的な診断により空調システムの異常をある程度予測できるため、最小限の部品のメンテナンスで空調機を維持でき、大きなトラブルを防止できます。
9.シーズン前の運転チェックで計画的に
業務用エアコンの使用時期は、夏は5月下旬頃からスタートします。外気温が高温になるとエアコンに負荷がかかり故障してしまうケースがありますが、そのようなエアコンは異常運転の予兆がある場合があります。事前にそれを知ることで、エアコン業者が繁忙期になる前に計画的にエアコンを導入することが可能です。
4月〜5月上旬に試運転をしましょう。
温度を最低温度に設定し、エアコンの起動、風量、風速、音、臭いなど運転に問題が無いか確認します。
ブレーカーの上げ下ろしも実施して、電気系統に異常がないこともチェックしましょう。少しでも異常を感じる場合は事前にエアコン業者に相談し、余裕を持って見積もりを取り、希望の日程で工事をしてもらうことをお勧めします。
業務用エアコンに関するご質問、お悩み、交換の費用などはこちらへお問合せください。
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