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エアコンセンターACの業務用エアコンコラム

省エネエアコンで実現するCO2削減とコスト削減について解説

登録日 2025年10月03日
最終更新日 2025年10月03日

省エネエアコンで実現するCO2削減とコスト削減について解説 省エネエアコンで実現するCO2削減とコスト削減について解説

厳しい暑さが続く中、私たちにとって空調は不可欠な設備です。しかし、その電気代はコストを圧迫し、電力消費に伴うCO2排出は「脱炭素経営」を進める上での大きな課題となっています。

1. 地球温暖化と空調

毎年最高気温を更新するような暑さが続く中、空調は快適な環境をつくるだけでなく、熱中症などから命を守るためになくてはならない設備であります。しかし、この温暖化の原因ともいわれている温室効果ガスは、電気を生み出す際に大量に発生します。つまり、涼しくするために電気を使うと、さらに温室効果ガスが発生し、地球温暖化が進む悪循環となってしまいます。

私たちの住む地球

この地球規模の課題に対し、企業にはCO2排出量削減など、脱炭素経営が求められるようになりました。
企業が排出するCO2の大部分は電力消費によるもので、その電力消費で特に大きい割合を占めるのが「空調」です。では、私たちは普段、どのくらいの電力を空調に使用しているのでしょうか。

1-1. 業務用エアコンの消費電力

資源エネルギー庁の調査によれば、オフィスビルにおける用途別電力消費比率は、空調が全体の48.6%を占めるというデータもあります。他にも、あらゆる事業体で次のような使用率となっており、空調がどれだけ電気を消費しているかが分かります。

業種別 空調が占める消費電力の割合
飲食店 オフィスビル 卸・小売店 食品スーパー 医療機関 ホテル・旅館 学校
50.5% 48.6% 26.2% 24.3% 34.7% 29.2% 37.0%

出典:経済産業省 資源エネルギー庁 令和5年6月 「夏季の省エネ・節電メニュー」


電気は発電所で作られ、特に火力発電では、液化天然ガス・石炭・石油などを燃焼する過程でCO2が発生しています。つまり、電力消費量が多くなると、 CO2排出量も多いということになります。

工場の煙突

1-2. 省エネ業務用エアコン

空調使用でのCO2排出量を削減するには、省エネエアコンへの更新や省エネ運用が望まれます。
では、そもそも省エネとは何なのでしょうか。
省エネとは、「省エネルギー」の略で、エネルギーを効率よく使うことをいいます。エアコンの省エネ性能を簡単に見分けるには、指標である「APF(通年エネルギー消費効率)」を使います。
これは数値が大きいほど、少ない電力で効率よく空調でき、省エネ性能が高いということになります。

2. 省エネエアコンの違い

高いAPFを実現している省エネエアコンは、標準エアコンと何が違うのでしょうか。
その違いは、主に3つあります。

2-1.制御方法の違い

現在はほとんどが「インバーター」を搭載していますが、省エネエアコンはそのパワー調整がよりきめ細やかです。状況に応じて出力を滑らかに変化させ、わずかな電力の無駄も徹底的に省くことができます。

2-2.内部部品の違い

省エネエアコンには、より高性能な部品が採用されています。電力消費の大きい心臓部のコンプレッサーや、熱交換器の効率が高く、同じ電力でより大きな冷暖房効果を生み出します。

2-3.省エネ機能

省エネエアコンには、運転を最適化する人感・温度センサーや、AI制御が搭載されていることがあります。
省エネエアコンは初期費用が高くなりますが、月々のコストが低い分、トータルでコスト削減となります。
また、省エネに関する国の基準は年々厳しくなっており、10年以上前に製造された古いエアコンは、現在の標準的なエアコンと比較しても、さらにエネルギー効率が低いモデルであると言えます。

3. Co2削減とコスト削減

では、エアコンを入れ替えることで、具体的にどれくらいの効果があるのか、シミュレーションを見てみましょう。

3-1.入れ替えによるランニングコスト削減
5馬力モデル 冷房消費電力 暖房消費電力 電気代
2007年標準モデル 3.89kWh 3.24kWh ¥263,538
2015年標準モデル 3.49kWh 3.3kWh ¥247,856
2025年省エネモデル 3.19kWh 3.19kWh ¥231,594

2007年の標準モデルから2025年の省エネモデルに更新した場合、年間の電気代は約32,000円安くなります。2015年の標準モデルから2025年の省エネモデルに更新した場合でも、年間約16,300円の電気代節約となります。特に古いモデルは、新しいエアコンへ更新することで、大幅な電気代の節約となります。
単純に10台設置されている場合、2015年の標準モデルと2025年省エネモデルでの年間電気代の差は、約162,000円となります。

※試算条件
DAIKIN ラウンドフロー 5馬力
標準モデル 2007年 ニュースカイエア
省エネモデル 2015年 2025年 FIVE STAR ZEAS
冷房年間6カ月 月22日間 毎日11時間使用 暖房年間4カ月 月22日間 毎日11時間使用
1kWhあたり、30円にて計算

3-2.CO2削減

消費電力量が低くなることで、発生するCO2の量も削減されます。
先ほどと同じ条件で、CO2 排出係数を0.421 kg-CO2/kWhとした場合は下記のようになります。

歴代モデルの比較
2007年 標準モデル 2019年 標準モデル 2025年 省エネモデル
3,698 kg 3,478 kg 3,250 kg

グラフ

2007年標準モデルから2025年省エネモデルへ更新した場合、年間448kgのCo2削減が可能となります。消費電力の大部分を空調が占める場合には、省エネエアコンへの入れ替えがCo2排出量削減に大きく寄与することとなります。

※2024年度東京電力CO2 排出係数0.421 kg-CO2/kWhとして計算

4. まとめ

ここまで、省エネによるCO2削減とコスト削減について解説しました。
古い業務用エアコンを使い続けることは、環境に負荷をかけ続けるだけでなく、高いコストをかけて運用していることになります。
また、省エネエアコンに更新することは、単なる電気代の節約になるだけでなく、脱炭素経営として企業の社会的責任を果たし、地球の未来に貢献することにつながります。

省エネ業務用エアコンへの入れ替えをご検討の際は、ぜひお気軽にエアコンセンターACへ お問合せください。

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