エアコンセンターACの業務用エアコンコラム
見積依頼で手間取らない!事前に確認すべきポイントをご紹介
空調業者に見積もりを依頼すると、多くの場合が、現場調査にお伺いしてから正式なお見積りをご提案する流れとなります。見積時点でしっかりと工事のイメージを固めていると、「思っていた内容と違う」「やっぱり別の方法にしたい」と何度も再見積になることを避けることができます。
そこで今回は、見積依頼時に抑えるべき5つのポイントをご紹介します。下記ポイントを事前に確認することで、より円滑に工事見積を取ることが可能になります。見積依頼や現地調査の前にぜひご参照ください。
1.お部屋の使い方
まず1つ目に確認すべき点は、実際にエアコンを設置する室内の使用用途です。お部屋の使い方を確認することで、設置する業務用エアコンの形状や性能を決めることができます。すでに稼働している店舗やオフィスであれば、現地調査でおおよそのことが判断できますが、新しく内装工事を行う部屋ですとより詳細なご相談が必要です。室内の想定人数や熱源となる機器の配置など、お客様と空調業者にてイメージを共有することが重要です。
例えば飲食店で考えてみましょう。1つの部屋にエアコンを設置したいというご依頼を頂いた場合でも、「客席のみの場合」と「調理場と客席がカウンターを挟んで一つの部屋にある場合」とでは、必要なエアコンの性能・設置場所・数量が変わってきます。エアコン設置予定の部屋をどのように使うか、どのようなレイアウトにするかを詳細に共有頂くことで、よりお部屋にあったプランをご提案することが可能になります。
2.エアコン本体の希望
次に、業務用エアコン本体の希望についてです。形状・メーカー・能力について希望がある場合は事前にお伝え頂くとスムーズです。希望の種類があれば、現地調査にて実際に設置可能なスペースがあるか確認することが可能です。
特に、天井に埋め込むタイプのエアコンを希望する場合は、天井内に本体機器を埋め込むスペースが必要なので注意が必要です。点検口等があれば、現地調査で天井高を確認することも可能ですのでぜひご用命ください。もし、特に希望がない場合でも、お客様のお部屋に合わせたご提案をいたしますのでご安心ください。
3.室外機の設置場所
3つ目は、室外機の設置場所についてです。室外機の設置場所は、地面・屋上・外壁と様々です。建物の所有者であれば設置場所は自由ですが、店子さんの場合は、事前に大家さんにご相談頂くことをおススメします。
今までと同じ場所に室外機を設置するつもりで見積を取ったが、いざ大家さんに報告したところ場所を変えてほしいと言われてしまった…という場合も少なくありません。室外機の位置は見積金額や工事の難易度に直結しますので、建物の持ち主に早めに相談いただけるとスムーズです。
4.工事の日程・時間について
続いては、実際の工事についての希望日程です。何曜日なら工事ができるのか、いつまでに工事を完了したいのか、日程についての確認も重要です。工事業者によっては、日・祝の工事に対応していなかったり、祝日工事の料金が変わる場合もあります。「せっかく見積の社内稟議が通ったのに、よく見たら平日料金!うっかり祝日希望と伝え忘れてしまった…」なんてことは避けたいですよね。
また、午前中に工事をしてほしい、夜間しか工事出来ないなどの時間的な制約がある場合も事前に共有するとスムーズです。業務用エアコンの入替工事の所要時間は、1台につき丸1日間が一般的です。指定の時間内に工事を終えて欲しいことを伝えれば、工事日程や工事内容について調整したうえで見積書が提出されるはずです。
5.希望オプションについて
最後に、業務用エアコンのオプション品です。オプションによっては、設置可能か現地調査の時に確認する必要があるため、もし希望する可能性があればお早めにお申し出ください。
- 自分でメンテナンスしたいので、自動昇降パネルが欲しい
- 営業マンの出入りが多い部屋の空調に人感センサーをつけたい
- エアコン室内機の色を黒にしたい
- 近所に子供が多いので、室外機でケガをしないように防護ネットが欲しい
- コロナが心配なので換気ユニットもつけたい
- エアコンを設置する場所がない部屋の一角にも風を送りたい
- まだ壊れていない他のエアコンも一緒に調査・見積して欲しい など
6.まとめ
今回は、見積依頼時に抑えるべきポイントをご紹介しました。もちろん、お客様の方で全て確認いただく必要はなく、気になったことは空調業者にお気軽にご相談ください。エアコンセンターACでは、経験豊富な営業担当がお客様のお悩みに合わせたご提案をさせていただきます。見積依頼や現地調査でご不明点がございましたら、お気軽にエアコンセンターACへ お問合せください。
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