室外機の防護ネット（安全ネット）って必要？【業務用エアコン オプション解説】 - 業務用エアコン専門店 エアコンセンターAC

「小さな子供がいて巻き込み事故が怖い…」「グラウンドのボールがぶつかりそうで危険…」、学校や幼稚園、子供の多い商業施設に業務用エアコンを設置する際は、安全にも配慮したいですよね。
室外機の事故や故障を未然に防ぎたいというお客様には、「防護ネット」をオススメいたします。今回は、防護ネット（安全ネット）の利便性について説明していきたいと思います。

1.業務用エアコンの防護ネット（安全ネット）とは

室外機の吹出口や吸込口に設置するネットのことです。各メーカーで形状に違いはありますが、前面用、側面用、背面用などを追加設置できます。

2.防護ネットはどのような役割をするのか

室外機の吹出口、吸込口などから子供の手が入ったり、室外機本体にポールが直接衝突することを防ぎます。子供たちは、室外機の隙間に興味を持ち、手を入れようとすることがあります。防護ネットは物理的な障壁となり、指や手を挟むといった危険な事故を未然に防ぎます。
また、誤って室外機にボールがぶつかったり、内部に枝が挟まってファンの回転を妨げたりすることがあります。防護ネットはこうした異物の侵入を防ぎ、故障のリスクを大幅に軽減します。特に、保育施設や商業施設など、人の出入りが多い場所では、防護ネットの設置は安全対策として有用です。設置することで、管理者や保護者の安心感を高めることができます。

3. どういう場所に防護ネットが必要なのか

業務用エアコンの設置場所によって、防護ネットの必要性は異なります。特に以下のような場所での設置がおすすめです。

3-1.保育園・幼稚園・小学校・児童館など

遊びの中で室外機に近づいたり、ボールが当たる可能性が高いため、安全対策として有効です。特に、子供の手が届く場所に室外機を設置せざるを得ない場合はせひご検討ください。

3-2.休憩所や商業施設など

予期せぬ接触やいたずらによる事故や故障のリスクを低減できます。大人の目から少し離れた時に接触事故が起きる可能性があります。

3-3.住宅街にある施設など

子供が遊ぶ可能性のある場所では、安全対策として有効です。特に道路に面した場所や、通学路になっている場所にある施設では注意が必要です。

4.防護ネットの設置にはどのくらいの費用がかかるのか

一般的なサイズの室外機に設置する場合、通常費用に加え数万円の追加費用がかかります。メーカー・組合せ品・施工難易度により金額が異なりますので、ご希望のエアコンの型番や設置状況を確認の上、専門業者にお見積もりをご依頼ください。

5.まとめ

今回は、防護ネット（安全ネット）に関するコラムでした。
業務用エアコンの防護ネットは、単に室外機を保護するだけでなく、子供たちの安全を守り、ボールなどによる予期せぬ故障を防ぐための重要な部材です。特に、お子様がいらっしゃる環境や、ボール遊びが盛んな場所では、ぜひ設置をご検討ください。

業務用エアコンの設置をご検討の際は、ぜひお気軽にエアコンセンターACへお問合せください。