エアコンセンターACの業務用エアコンコラム
電気代の値上がり継続。電気料金は今年に入りほぼ毎月値上がり
電気代の値上がり継続。電気料金は今年に入りほぼ毎月値上がり
東京電力をはじめとして、各電力会社で電気料金の値上げが続いています。
これについてポイントをまとめました。
電気料金は今年に入りほぼ毎月値上がり

電気料金は発電を行うための原料価格によって大きく左右されます。
天然ガスをはじめとした原料価格の高騰をうけ、東京電力では今年に入りほぼ毎月の値上げを実施しています。
※東京電力の「燃料費調整のお知らせ」より
夏に比べると冬はオフィスで設定しているエアコン温度と外の気温との差が大きくなり、エアコンにも負荷がかかるため、電気代は高くなりがちです。
近年のエアコンは10年以上前の機種に比べ最大70%も電気代がお安く済む場合もございます。長年ご使用されている方はお買い替えもご検討されると良いかもしれません。
「再エネ賦課金」の増大も電気料金の値上げに影響

電気料金には自宅やオフィスでの電気使用量に応じて支払うものに加えて「再エネ賦課金」と呼ばれる費用が含まれています。
これは、太陽光発電のような再生可能エネルギーで発電された電力を、FIT制度に基づいて電力事業者が買い取るための費用に充てられるものです。
FIT制度とは「固定価格買取制度」と呼ばれるもので、太陽光をはじめ、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定の期間、一定の価格で買い取るものです。
再エネ賦課金は、始まった当時には0.22円/kWhでしたが、現在は3.36円/kWhまで増大しています。
節電のためにできること

ただでさえ暖房器具を使うことが多く、電気代が上がりがちな冬。なるべくなら電気代を抑えたいと誰もが考えるところでしょう。ここでは2つの節電方法をご紹介します。
節電方法1
まず1つ目は使用している電力を把握し、節電を意識する工夫をすること。
家電量販店では、節電グッズとして電力を節電するタップや電力を可視化する商品が売られています。
家庭のコンセントに商品をつなぎ、それに家電製品のプラグを差し込むと、消費電力と電気代が表示されるものです。どれほどの電力、料金がかかったかを意識するようになるので、電気代の抑制につながります。

節電方法2
もう一点は、エアコンの温度と風量の調節です。暖房の設定温度を1℃低くすれば、約10%の消費電力に削減につながるとされています。
エアコンは室温を設定温度に向かわせる際に大きな電力を使い、設定温度をキープするのにはあまり電力を使いません。電気代を気にするあまり、こまめに電源を入れたり切ったりすることは節電面を考えると逆効果です。
また、風量については「自動」がおすすめです。風量の自動は、設定温度に達するまでを強風で、設定温度に達したら風量を自動で弱くしてくれます。節電を考えたときには、なるべく設定温度まで短い時間で達することが重要になりますので、エアコンのスイッチを入れた時点では風量を「自動」や「強風」にするとよいです。
フィルターの汚れ
また、フィルターが汚れているとエアコンの効きが悪くなり、設定温度に達するまでに時間がかかります。これも電気代が上がる要因となりますので、定期的に掃除をするようにしてください。
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カテゴリー:省エネ・節電
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