エアコンセンターACの業務用エアコンコラム
日立「てんかせ2方向」RCID-GP KA1・KAB型 新発売 ~格子グリルパネルで軽量化~
天井カセット形2方向は、細長い店舗やオフィスの通路沿い、下がり天井のある空間などで選ばれることの多い形状です。その日立のビル用マルチエアコン用室内ユニット「てんかせ2方向」に、化粧パネルのデザインを一新した新型が加わりました。この記事では、新しくなったポイントと、あわせて追加された冷媒検知器内蔵モデルについてご紹介します。
1.日立「てんかせ2方向」RCID-GP KA1・KAB型とは
日立グローバルライフソリューションズ株式会社は、ビル用マルチエアコンの室内ユニット「てんかせ2方向」に、化粧パネルのデザインを一新した「RCID-GP KA1型」を新たに販売しました。本製品は、従来から評価されてきた2方向吹出しの使いやすさはそのままに、パネルの軽量化や天井懐寸法の低減など、施工とメンテナンスのしやすさを高めた室内ユニットです。
新しい格子グリルのパネルはRCID-GP22~90KA1型のみの採用です。22~90型で従来のフラットグリルを希望する場合は、KA型での受注対応となります。また、112~160型は、2027年春以降の発売予定とされています。
2.新パネルで変わった4つのポイント
今回の変更は、見た目のデザインだけでなく、据付とサービスの現場で効いてくる改良が中心です。
2-1.格子グリルの新デザイン
てんかせ4方向・てんかせ1方向と統一感のあるデザインになり、吸込グリルの素材を樹脂にすることで軽量化を実現しています。同じフロアに複数の形状を混在させる物件でも、天井面の印象をそろえやすくなります。
2-2.パネル23%の軽量化
吸込グリルの素材変更により、従来品よりパネルを23%軽量化しています。天井面での取り回しが軽くなるため、据付時だけでなく、清掃や点検でパネルを外す場面でも扱いやすくなります。
2-3.天井懐325mmで設計の幅が広がる
必要な天井懐寸法が345mmから325mmへと20mm低減されました。天井裏の余裕が少ない物件では、この20mmが機種選定を左右することもあります。既存天井をいじらずに更新できるかどうかは、現地調査で天井懐の実寸を測ってから判断するのが確実です。
2-4.工事対応力とメンテナンス性
フィルターが吸込グリルに取り付ける仕様となったことで、メンテナンス時の取り外しが容易になりました。さらに吸込グリルを開くだけで、フィルターを外さずに電気箱へアクセスでき、配線や設定の作業性が向上しています。また、グリルは3つのツマミ操作で開閉でき、作業性が改善されました。さらに、パネル取付けねじはねじホルダーで化粧パネル側に保持される仕様となり、据付時の落下や紛失の心配がなくなりました。
日常清掃を店舗スタッフが行う運用では、フィルターの脱着しやすさがそのまま清掃頻度の維持につながります。
3.R32冷媒検知器を内蔵した「RCID-GP KAB型」
今回あわせて追加されたKAB型は、R32冷媒検知器を内蔵し、ねじ接合継手を同梱した受注対応モデルです。従来は別途手配が必要だった冷媒検知器を室内ユニット側に組み込むことで、部材の手配と据付の手間をまとめられる構成になっています。受注対応のため、標準品より納期に余裕を見ておく必要があります。
4.業務用エアコンをご検討中の方へ
エアコンセンターACでは、機器の販売はもちろん、空調設備の選定・ご提案・施工まで対応しております。業務用エアコンの入替、新設をご検討のお客様は、お気軽にご相談ください。
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