エアコンセンターACの業務用エアコンコラム
同時運転と個別運転について
同時運転と個別運転の違いとは
▲個別運転イメージ
業務用エアコンの汎用機には「同時運転」と「個別運転」がございます。
例えば1ルームオフィスに室外機1台に対し室内機が3台設置している場合
同時運転(同時運転マルチ)は、1つのリモコンで運転を制御するので、一部だけ運転を行う事ができません。
個別運転はそれぞれ室内機分のリモコンが設置されており、一部運転が可能になります。(接続できる内機機種、台数についてはお問合せ下さい。)
複数の部屋で室内毎にリモコンを接続すれば、複数の室内機を個別に運転でき、使用状況に応じた 各部屋の運転・温度設定が可能です。無駄な運転を減らせて経済的です。
日立の「省エネの達人」シリーズ
「個別運転」機能+「人感センサー」で不在エリアを検知して賢く節電
1台の室外機で複数の室内機を個別に運転でき、「人感センサー」が人の動きに応じて自動的に温度・風量・風向きを補正し空調運転を抑制します。
- オフィス:限られたスペースしか使っていないのにフロア全体を空調するのはもったいない
昼休みや営業部署の外出時など人のいない場所の運転は自動でセーブ - 店舗:居酒屋・レストラン・カラオケ店など
不在になった個室は自動オフ。店内の在席状況に応じて自動制御 - 医療、福祉施設:介護施設・デイケアセンター・病院など
たくさんある部屋の空調を管理する手間を省きたい場合は共有スペースは使う場所のみ運転。使わない部屋は自動運転OFFで消し忘れを防止
※日立の個別運転シリーズは「省エネの達人プレミアム(R410A)」、「省エネの達人(R410A)」標準搭載です。
ダイキン「個別マルZEAS-Q」
室内機ごとに個別に設定・運転できるから快適、省エネ
- テナントビルで
1フロアを2つのテナントに貸すときに個別運転が可能 - オフィスで
部屋の一部を間仕切りして会議室にすることに→使っていないスペースは停止できます。
異タイプ室内機の組み合わせが可能です。
※対応機種
天井埋込カセット形Sラウンドフローシリーズ、シングルフロー、天井吊形、壁掛形、ダブルフロー、ダクト形、ビルトイン形、天吊自在形
P112(4馬力)~P335(12馬力)まで
三菱電機「スリムK」
エリアごとに室内ユニットを個別運転。効率的な運転で省エネ性・快適性が向上
「人感ムーブアイ360」を採用した4方向天井カセット形と「ムーブアイ」搭載可能の天井吊形をラインナップ。
P140(5馬力)~P280(10馬力)まで
三菱重工「ハイパーVSX」
店舗用パッケージエアコンに個別発停機能をプラスしました。
室内ユニットは12タイプ81機種より選択可能です。
室内機・室外機高低差30m、室内ユニット間高低差18mなど、ビル用マルチ並みに空調レイアウトが可能です。
エアコンセンターACは業務用エアコンの専門店
業務用エアコンの新設・入替のご相談は、エアコンセンターACへお気軽に お問い合わせください。
カテゴリー:エアコン商品紹介
関連記事
2022年10月27日
寒暖差疲労とエアコン
今回は寒暖差疲労とエアコンについてのコラムをお送りします。