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エアコンに欠かせない電気工事

エアコンに欠かせない電気工事

エアコンは機械と技術を掛け合わせて、初めて稼働する製品です。空調設備には電気工事も密接に関係してきます。
エアコンを動かすための電気がどのような経路で流れているのかを詳しくご説明いたします。

エアコン用電気工事について

エアコンの動力は、電気の供給を行いリモコンで操作して運転が開始します。
業務用エアコンに使用される電源は三相200V(ボルト)の低圧電力がメインになります。室外機に供給された三相200V動力電源は室外機から連絡配線で室内機まで送電します。さらに室内機からリモコン配線を行い、リモコンへ電源を送ります。

電気工事配線図

電気が室外機へ届くまでの設備

電柱から電気を引き込み、エアコンの室外機に届くまでの仕組みはこのようになります。

電気が室外機へ届くまでの設備
①引込線 電力会社が工事を行います。架空配線が一般的ですが地中埋設の場合もあります。
②引込線取付点 引込線が建物に到着した配線取付点。
③引込口配線一次側 引込線取付点からメーターまでの配線です。
④メーター(WH) 電力量計のこと。電力会社が支給、取付を行います。
低圧電力も引き込んでいる場合はメーターは単相用と三相用の2台が並びます。
⑤引込口配線二次側 メーターから開閉器、子メーター、分電盤までの配線です。
⑥分電盤 動力分電盤。屋内設置と屋外設置があります。鉄製の箱(扉付)に遮断器等を収納します。
⑦引込開閉器 引込口より引込口装置(分電盤)までの距離が8mを超える場合は、引込開閉器(主開閉器装置)を設置する必要があります。
開閉器の合計が6個以下で、これらの開閉器を集合して取り付ける場合は専用の引込開閉器は省略可能です。
通常引込開閉器を設ける場合は、引込開閉器盤を取付けその盤の中に電力量計と主開閉器を取付け収納します。
⑧子メーター 集合建物で計量を個別に行いたい場合に設置します。
⑨幹線 メーターから分電盤(主幹)までの配線です。
⑩二次側配線 専用ブレーカーから室外機までの配線です。
⑪手元開閉器 専用ブレーカーとは別に安全性、メンテナンス効率を考慮し予算に合わせて、室外機近くに手元開閉器を設置します。
⑫エアコンの室外機 エアコンの室外機です。

ブレーカーの仕組み

エアコンには原則室外機1台につき、それぞれ専用ブレーカーを設置する必要があります。
それぞれのブレーカーの役割と電気の流れは以下の図の通りです。

動力分電盤の中身

動力分電盤の中身
メインブレーカー(主開閉器)漏洩遮断器

※幹線の保護のために設けられ、系統全体の過負荷保護や漏洩保護を行う。


二次側のブレーカーの容量の合計が。幹線のブレーカーの容量を超えても、実際に幹線に流れる電流が幹線のブレーカーの定格電流を越えなければ問題ない。

分岐遮断機(二次側ブレーカー)

※負荷と配線の保護のために設けられている。


メインブレーカーに漏洩機能が付加されていれば二次側はMCCB(NFB)でOK。
つまりメイン・二次側専用ブレーカーいずれかに漏洩機能がついていればOK。


負荷設備(エアコン)室外機1台につき、専用ブレーカー1子が原則。
1台のブレーカーから分岐して室外機複数台や他の負荷設備と併用することは禁じられている。

【メインB、専用Bの役割】下位のブレーカーは下位の配線を保護するため(機械を保護するためではないことに注意)、上位のブレーカーはトランスや上位の配線を保護するため、それぞれ別に付けれられている。従って下位の負荷設備が最大を超えた場合は上位のメインブレーカーが落ちることになる。

エアコンのようにモーター(電動機)を保有する機械は定格電流の3~5倍の始動電流が流れる。始動電流が専用ブレーカーの容量を上回っても0.02~0.06秒サイクル程度で定格の電流に戻るためブレーカーが落ちることはない。

電力契約の種別

電力会社との契約は以下の表の通りです。エアコンの三相(動力電源)契約であるか確認を行って下さい。

契約の種類 契約容量 電力契約新設(変更)手続き
単相 従量電灯A ~契約60Aまで(アンペア契約) お客様ご手配
単相 従量電灯B
またはC
~契約50Aまで(アンペア契約)
従量電灯Aの60Aを超える単相負荷設備を備える場合この契約になる。
基本料金が上がる。
お客様ご手配
三相 低圧電力 2kw以上50kW未満(kW契約)
小容量契約(1kW以下の契約は不可)
電気業者(有資格者)
主開閉器契約(ブレーカー契約)と
負荷設備契約がある。
単相/三相 高圧受電
(キュービクル
受変電設備)
単相+三相の合計が50KVA以上2000kW未満(但し東京電力管内は単相・三相各々が50kW未満であれば低圧供給となる。)→大規模共同住宅等でも、共用負荷を電灯と動力を、各々50kWにする事により、キュ-ビクル式受変電設備を、設置しないことが可能。 不要
但しキュービクルの改修や更新には専任の主任技術者の立ち会いを要す。
単相/三相 特別高圧受電 2000kW以上

高圧受電設備

キュービクル高圧受電設備は電気を使用する側(需要家)がビルなどの屋上に設置し、低圧受電より安い電気料金の6600ボルトで受電します。しかし電気料金が安いからと言って誰でも高圧受電が出来るわけではありません。電力を消費する機器の容量が合計して50kW以上、いわゆる大きな電力を消費する需要家でないと高圧受電は認められません。

高圧受電設備の仕組み

電気はどうやって作られるのか

水力発電

水力発電は高いところに貯めた水を低いところに落とすエネルギーを利用して水車を回すことにより発電します。再生可能エネルギーであり、CO2をほとんど出さない純国産のクリーンエネルギーです。日本の全発電電力量に占める水力発電の割合は約8%です。

水力発電のイメージ画像
水力発電の仕組み

火力発電

火力発電はボイラー、タービン、発電機で構成されています。石油、石炭、液化天然ガスなどをボイラーで燃やし、発生した蒸気でタービンを高速回転させ発電機を回し電気を作ります。
安定した電力を供給できる反面、CO2を大量に排出されることでも知られ世界的にも減らしていく方向に動いています。日本は先進国の中でもまだ依然と高いレベルで、全発電電力量に占める火力発電は約75%です。

火力発電のイメージ画像
火力発電の仕組み

原子力発電

原子力発電所の原理は火力発電と同じです。火力発電所のボイラーにあたるものが原子炉で、この中でウラン燃料が核分裂を起こして熱をつくっています。この熱により水を水蒸気に変え、タービンを回し、電気をつくっているのです。わずかな量の燃料で大量のエネルギーを生み出し、一度燃料を入れると、少なくとも、1年間連続運転ができます。日本の全発電電力量に占める原子力発電の割合は約4%です。

再生可能エネルギー ~太陽光発電~

太陽光発電は、シリコン半導体などに光が当たると電気が発生する現象を利用し、太陽の光エネルギーを太陽電(半導体素子)により直接電気に変換する発電方法です。日本における導入量は、近年着実に伸びており、2016年度末累積で3,910万kWに達しました。
太陽光発電導入の実績では、中国、ドイツとともに世界をリードしています。

太陽光発電のイメージ画像
当社の創エネの取り組み

エアコンセンターACの母体である株式会社ミタデンでは2012年夏よりメガソーラー事業を立ち上げ、再生可能エネルギーの普及に取り組んでまいりました。再生エネルギーの創出は前述の火力発電や原子力発電の運転の是非とはかかわりなく永遠の国家的命題です。
再生可能エネルギーが広く普及していくために、ミタデンでは発電から消費に至る設備の専門業者としてその責任と義務において活動しています。

ミタデン太陽光発電①
ミタデン太陽光発電②
ミタデン太陽光発電③
ミタデン太陽光発電④

自社太陽光発電 年間発電量 1,418万kW(2025年1月~12月)

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