空調用語辞典
液化石油ガス
読み:エキカセキユガス (英:liquefied petroleum gas, LPG)
解説
石油の精製または天然ガソリン製造の際の副産物として得られる 圧縮液化ガスで、通常「LPG」と略称される。 LPGは臨界温度が高いプロパン、ブタンを主体にプロピレン、 ブチレンなどの高級炭化水素の混合物で、常温では気体であるが、 常温で6~7kgf/cm2に加圧し放熱すると簡単に液化し、 ガソリンに似た液体となり体積が1/250程度に縮小する。 この液体は耐圧容器に封入するだけで常温で液化が保たれ、 圧力を除くと容易に再気化しガスとなる。