空調用語辞典
熱回収方式
読み:ネツカイシュウホウシキ (英:heat recovery system)
解説
普通、建物の空気調和を行う場合、照明や人間など常時、熱を発生する 内部ゾーンから冷凍機を用いて熱を奪い、冷却塔から建物の外に捨てる。 また、冬の外部ゾーンのように熱を失う部分にはボイラをたいて熱を供給 する。それにたいして、建物内で余った熱を捨てないで、熱の不足している 部分に回し有効利用し、消費エネルギーの節減を図る方式をいう。 熱源回収方式としてはヒートポンプ方式と全熱交換器方式とに大別される。